グラコロin青森 第3回戦
2008年7月7日第3回戦：大将と魔王
mizoe VS よぐもちゅ
全勝がすでに3人となった今大会、もしかするとこのラウンドが最終ラウンド、この全勝同士の卓が決勝卓になるかもしれない。
その「もしや」の決勝卓にあらわれたmizoe。彼の名を青森で知らないものはいないだろう。赤緑というカラーコンビネーションを必ず使うことで知られる、青森マジック界の「御大将」といえばこの人のこと。彼のデッキに森と山、そしてショックを見なかったことはない。今大会にもちこんだデッキも、赤緑t黒のビックマナである。果たして黒は何を意味しているのだろうか。そしてそのカードは、mizoeを初優勝に導いてくれるのだろうか。
「今日、毒殺されたんですよ！」。そう勢いよく語りながらデッキをシャッフルするもう一人の全勝者よぐもちゅ。そう今大会には「毒殺」することが許されるデッキが確かに「いる」。不運にもその犠牲者となった彼だが、その後は持ち直しこの全勝卓にいるのである。秋田からの遠征組の一人である彼が持ち込んだのは、黒単ウィニー。
ビックとスモール、勝つのはどっちだ。
第1ゲーム
数回のあいこの後、先行を獲ったよぐもちゅ。両者とも7枚の手札から戦いが始まった。
よぐもちゅの《沼》に対して、mizoeは《森》から《ラノワールのエルフ》で応える。2枚目の《沼》からよぐもちゅは《ダウスィーの殺害者》を召喚。それに負けじとmizoeは、《カープルーザンの森》をセットし《レンの地の克服者》（公開は《彼方地のエルフ》）を召喚。
mizoeのライフがシャドーの攻撃により減らされ、よぐもちゅはさらに《墨深みの浸透者》を戦線へ投じ、ブロック不能クリーチャーによるビートダウンを目指す。返しで《彼方地のエルフ》を召喚し、次のターン手札にあるビッククリーチャーを出したいmizoe。
そこへ襲いかかるよぐもちゅの《困窮》。天敵《カメレオンの虚像》を捨てさせることに成功する。2体のウィニークリーチャーによってmizoeのライフは13に。mizoeは小考の末、ダメージランドから《火葬》をよぐもちゅの本体へ。次のターンに山をセットし《萎れ葉の騎兵》を召喚。
しかしこの《騎兵》はよぐもちゅの《叫び大口》想起の前に沈んでしまう。さらに戦線へ《ウーナのうろつく者》を追加し、2体のクリーチャーでmizoeのライフを残り8削る。そのエンド前にmizoeはもう1枚の《火葬》で《ウーナのうろつく者》を焼き、さらに自分のターンにダメージランドから《炎の投げ槍》で《ダウスィーの殺害者》を射し、相手のダメージソースを削っていく。
逆転したかに見えたが、攻撃の手を休めないよぐもちゅ。返しで出したカードは《冥界の裏切り者》。速攻付きのシャドウと疑似シャドウのマーフォークでmizoeのライフは4に。
御大将は相手の場に立っている《変わり谷》によって、クリーチャーでのビートダウンは間に合わないことを悟ったのだった。
よぐもちゅ 1−0 mizoe
mizoe 「なんだかストレート負けしそう・・・」
よぐもちゅ 「カメコロ次第」
そう呟きながらサイドボードに集中する両者。次のゲームはどのような展開になるのだろう。
第2ゲーム
よぐもちゅは7枚の手札をキープ。mizoeはうなりつつ1マリガンの手札をキープし始まった。
そして《山》一枚で止まってしまうmizoe。よぐもちゅは《沼》《変わり谷》をセットし《ウーナのうろつく者》と軽快なスタート。次のターン、その次のターンにも《ウーナのうろつく者》を連打する。mizoeは《山》一枚でできる行動として、《ショック》で《ウーナのうろつく者》を1体除去し、手札を捨てつつ受けるダメージを減らす。
5ターン目には待望の土地を手に入れ《レンの地の克服者》を召喚するも、よぐもちゅの《恐怖》によってかわされてしまう。《ウーナのうろつく者》2体と《変わり谷》によって大勢は決まっていた。次のターンにもmizoeは土地を引き入れ、頼みの綱である《炎渦竜巻》を放ち、《ウーナのうろつく者》2体を除去することに成功。
しかし、よぐもちゅの返しには《冥界の裏切り者》と《変わり谷》が待っていた。mizoeにはあと1ターン分のライフが残っていたのだが、よぐもちゅの《不敬の命令》が大将の首を獲ったのだった。
よぐもちゅ 2−0 mizoe
ここで「不幸な知らせ」が届く。そう、大会は終わらなかったのである。そして次こそが真の決勝戦になった。よぐもちゅの戦いはまだ終わらないのだった。
mizoe VS よぐもちゅ
全勝がすでに3人となった今大会、もしかするとこのラウンドが最終ラウンド、この全勝同士の卓が決勝卓になるかもしれない。
その「もしや」の決勝卓にあらわれたmizoe。彼の名を青森で知らないものはいないだろう。赤緑というカラーコンビネーションを必ず使うことで知られる、青森マジック界の「御大将」といえばこの人のこと。彼のデッキに森と山、そしてショックを見なかったことはない。今大会にもちこんだデッキも、赤緑t黒のビックマナである。果たして黒は何を意味しているのだろうか。そしてそのカードは、mizoeを初優勝に導いてくれるのだろうか。
「今日、毒殺されたんですよ！」。そう勢いよく語りながらデッキをシャッフルするもう一人の全勝者よぐもちゅ。そう今大会には「毒殺」することが許されるデッキが確かに「いる」。不運にもその犠牲者となった彼だが、その後は持ち直しこの全勝卓にいるのである。秋田からの遠征組の一人である彼が持ち込んだのは、黒単ウィニー。
ビックとスモール、勝つのはどっちだ。
第1ゲーム
数回のあいこの後、先行を獲ったよぐもちゅ。両者とも7枚の手札から戦いが始まった。
よぐもちゅの《沼》に対して、mizoeは《森》から《ラノワールのエルフ》で応える。2枚目の《沼》からよぐもちゅは《ダウスィーの殺害者》を召喚。それに負けじとmizoeは、《カープルーザンの森》をセットし《レンの地の克服者》（公開は《彼方地のエルフ》）を召喚。
mizoeのライフがシャドーの攻撃により減らされ、よぐもちゅはさらに《墨深みの浸透者》を戦線へ投じ、ブロック不能クリーチャーによるビートダウンを目指す。返しで《彼方地のエルフ》を召喚し、次のターン手札にあるビッククリーチャーを出したいmizoe。
そこへ襲いかかるよぐもちゅの《困窮》。天敵《カメレオンの虚像》を捨てさせることに成功する。2体のウィニークリーチャーによってmizoeのライフは13に。mizoeは小考の末、ダメージランドから《火葬》をよぐもちゅの本体へ。次のターンに山をセットし《萎れ葉の騎兵》を召喚。
しかしこの《騎兵》はよぐもちゅの《叫び大口》想起の前に沈んでしまう。さらに戦線へ《ウーナのうろつく者》を追加し、2体のクリーチャーでmizoeのライフを残り8削る。そのエンド前にmizoeはもう1枚の《火葬》で《ウーナのうろつく者》を焼き、さらに自分のターンにダメージランドから《炎の投げ槍》で《ダウスィーの殺害者》を射し、相手のダメージソースを削っていく。
逆転したかに見えたが、攻撃の手を休めないよぐもちゅ。返しで出したカードは《冥界の裏切り者》。速攻付きのシャドウと疑似シャドウのマーフォークでmizoeのライフは4に。
御大将は相手の場に立っている《変わり谷》によって、クリーチャーでのビートダウンは間に合わないことを悟ったのだった。
よぐもちゅ 1−0 mizoe
mizoe 「なんだかストレート負けしそう・・・」
よぐもちゅ 「カメコロ次第」
そう呟きながらサイドボードに集中する両者。次のゲームはどのような展開になるのだろう。
第2ゲーム
よぐもちゅは7枚の手札をキープ。mizoeはうなりつつ1マリガンの手札をキープし始まった。
そして《山》一枚で止まってしまうmizoe。よぐもちゅは《沼》《変わり谷》をセットし《ウーナのうろつく者》と軽快なスタート。次のターン、その次のターンにも《ウーナのうろつく者》を連打する。mizoeは《山》一枚でできる行動として、《ショック》で《ウーナのうろつく者》を1体除去し、手札を捨てつつ受けるダメージを減らす。
5ターン目には待望の土地を手に入れ《レンの地の克服者》を召喚するも、よぐもちゅの《恐怖》によってかわされてしまう。《ウーナのうろつく者》2体と《変わり谷》によって大勢は決まっていた。次のターンにもmizoeは土地を引き入れ、頼みの綱である《炎渦竜巻》を放ち、《ウーナのうろつく者》2体を除去することに成功。
しかし、よぐもちゅの返しには《冥界の裏切り者》と《変わり谷》が待っていた。mizoeにはあと1ターン分のライフが残っていたのだが、よぐもちゅの《不敬の命令》が大将の首を獲ったのだった。
よぐもちゅ 2−0 mizoe
ここで「不幸な知らせ」が届く。そう、大会は終わらなかったのである。そして次こそが真の決勝戦になった。よぐもちゅの戦いはまだ終わらないのだった。
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