タッドはこの日、山の麓のホテルに止まった。
帰るのにめんどくさいし、またこの別荘に用があるかもしれないからである。

タッド「まずは、<鍵>か。どうして、自分の部屋の鍵しかない犯人が違う部屋に入れたかだな。」

この別荘の鍵は特別である。
部屋一つ一つについていて、なんでも開ける事のできるマスターキーにオーナーキーとふたつ。

それ以外は一つの決まった部屋しか開ける事は出来ない。
マスターキーにはさらに鍵がしてあってオーナーキーでしかその鍵は開ける事ができない。
事件日には日記からするとメアリーがオーナーキーを持っていたようである。

タッド「それは本当に、オーナーキーであったのか?」

日記とにらめっこしながらふと口走った言葉である。
自分でもとっさに、言った言葉だった。

タッド「そういうことか」

すぐに別荘へ向かった。

タッド「鍵を見してくれ!」

部下はあまりの剣幕だったので直ぐに取りに行った
部下「持ってきました」

タッドはそれをみた。眺め回す。そして、鍵についている木で出来ているキーホルダーを見る。

そこには2つ、縦に線が入っている物があった。
タッド「これか・・・・・わかった。こうやって入れないはずの部屋に忍び込んだのか。」

一つの壁がタッドの前から崩れていった。他の壁も直ぐに崩れそうな物に見えてきた。

そして、部下にいった。

タッド「この別荘の中で睡眠薬の成分が検出された物や場所を教えてくれ。次は<睡眠>だ。」

部下「は。ちょっと、ついてきてください。」
タッドはついて行った。タッドの睨んだ通りの台所だった。

部下「これです。」
渡されたのはティーカップ。

タッド「これのどこにあったんんだ?」
部下「この部分付着していました。」

部下が指したのはティーカップのある部分だった。

________________________

もうそろそろオオズメです。

トリックに関してはかなりわかったはず。
さぁ、犯人はだれかな?

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